誕生~6ヶ月@臨死体験私は1966年(昭和41年・丙午)4月15日 4,500kgの巨大児として、三重県津市に生まれました。( レオナルド・ダ・ヴィンチやルソーと誕生日が同じです ) その当時、病院内では、いえいえ、今まで病院が扱った赤ちゃんの中では一番大きかったそうです。 ドスの聞いた低い声で「オギャ~」と生まれて来たそうで、母はすっかり 男の子 だと思ったそうです。 そして、顔を見てみると、金太郎さんみたいな真っ赤な顔をしており、天然パーマの真っ黒い髪の毛が、カールをしながら首辺りまでもじゃもじゃに生えていたそうで、 どう見ても、今生まれてきた赤ちゃんの顔ではなく、何か・・・不思議なもの・・・ 不思議な感覚があり、母は「この子は何者だろう?」「普通の子じゃない」と思ったそうです。 しかし、なぜか身体は弱かった(特に気管支:喘息持ち)ようで、高熱を出しては白目をむいて よくひきつけを起こして、両親に心配をかけていたそうです。 生まれて半年後、相変わらず また高熱を出し ひきつけ、そのまま気を失ってしまったと言います。 もちろん身体に力は入らず、ただ息をしている状態だったらしいです。 この時のひきつけは、かなりひどく、病院に連れて行って、太い注射をしても泣かず(気付かず)、 「こんな太い注射を打っても泣かない赤ちゃんはもう助かる見込みはない」と医者から言われ、 もうその時 すでに一人目の赤ちゃんを亡くしてしまっていた母は、かなりのショックだったと聞いています。 私は、ただ呼吸をしている状態で、ずっと保育器に入っていたようです (身体が大きかったのでかなり窮屈な状態らしかったです)。 もちろん大きな声で呼びかけられていても反応はありませんでした。 これが、私の 臨死状態(体験) となるわけです。 かなりの時間(約12時間くらい?)、この世とあの世をさまよっていたらしいです。 もちろん今現在の私の顕在意識の中では、この臨死体験の記憶はまったくありません。 ただ、退行催眠をすると、この臨死体験の記憶がよみがえる可能性はあると催眠療法(ヒプノセラピー)を学んだ先生から言われました。 この世とあの世をかなりの時間さまよい、私は何を見たのでしょう? いつか思い出せる時は来るのでしょうか? やはり退行催眠でしょうか・・・ かなり長い時間、この世とあの世をさまよい、無事 この世に戻って来た・・・というわけです。 母は何度も何度も私の名前を呼び続け、長い長い時間が過ぎて行って、もうあきらめかけた時 私はゆっくりと目を開いたそうです。 そして、自分の名前を呼ばれている方に目を動かしたといいます。 長い間、危篤状態(臨死状態)だったので、脳みそに酸素がいってなかったかもしれません・・・ 母は、私が身体障害者になっても仕方がない・・・それも運命だろう と覚悟していたらしいです。 だから、自分の名前を呼ばれ、そちらに目を動かしたというだけで・・・ 命が助かったというだけで、その時の嬉しさ、感動は言葉では言い表されないと言います。 生き返った私(まだ死んではいませんでしたが、呼吸しかしていなかったので、母はよくこの言葉を使います)を見て、 「神様ありがとうございました」 「やはりこの子はただものではないな・・・」 と思わずにはいられなかった・・・と母はいつも口癖のように言います。 |